根暗の哲学

SYTEと申します。
根暗な人生観、勉強法、プロ野球、読書について淡々と。

前回予告した、最終的にモモが選ばれたもう1つの理由。

それは

「他の女性にもモテていて、スミレに執着してる感が全くない」

ということなのです。

元カノのルミちゃんというキャラクターは、まだモモのことが好きですし
(自分で振ったくせに)

都合のいい時に相手してくれる女性もいるんですね。

何巻だったか忘れましたが。

そのめっちゃモテてる感を、スミレも認識してます。

これが非常に大きいのです。

というのも。

これは男は浮気をする生き物なのかという記事でもちょっと触れたのですが、

あらゆる生物は自分の遺伝子を後世に多く伝えたいのです。

そのための最適戦略は、男性と女性で異なり、

女性は

「モテるオスを厳選してパートナーに選び、遺伝子を多く残せそうな子供を産む」 

が最適戦略となります。

ですから、僕等がいたの竹内のような自分に必死で尽くしてくるような男は、

ある意味非モテ感を出してることになるため、

(こんな奴の遺伝子はいらん)

と本能の奥底で感じ、恋愛対象外にしてしまいます。

逆にモモはモテてることをさりげなくスミレに認識させることで、

遺伝子的に高評価され、

完全なる友達フォルダ入りを回避できたのです。

漫画の話ではありますが、

仮にモモが非モテであれば、

どれだけ神対応をしても素晴らしい男友達以上には昇進してないでしょうし、

僕等がいたの竹内のような重すぎる誠心誠意をかましてきたら、

部屋から追い出されるでしょう。

「友達でありながらも、他の女性に評価されている」

という状態を作り出すことが、

恋愛対象内からスタートしたとしても、恋愛対象に昇格できる数少ない方法なのですね。

これはなかなか、難しいことですが・・・。

以上で、きみはペット編、終わります。

ホント、読めば読むほど味わい深い名作です。

是非多くの人にオススメしたいと思います。

物語も佳境に。

最終的にスミレと蓮実の結婚は破談となり、

スミレはモモと結婚することになります。

ルックス○、高身長、高収入、高学歴。

一体なぜ、この超絶イケメンが敗れ去ってしまったのか。

最終14巻で、蓮実はその理由を悟り、スミレに留守電を残しました。

「突然だけど・・・きみに謝りたいことがあるんだ。

オレの頭の中できみはいつまでも頼りない後輩のままで・・・

おそらくオレはその勝手なイメージをきみに押し付けていたと思う。

やっとわかったんだ・・・」


何度か、蓮実がスミレのことを勘違いしてたり、

すれ違ってるのに気づいてないシーンを紹介してきましたが、

そういうことなんですね。

どれだけ完璧に近い人間であっても、

自分のことを表面だけで判断し、

勝手なイメージを押し付けてくる相手に心を開くことはできないのです。

ましてや結婚となると。

この辺はリアル感があって、唸らされるばかりです。

一方のモモ。

初期段階でスミレの心を開くことに成功し、

ダメなところも含めてスミレを受け入れました。

13巻でも、結婚したら仕事をやめて家にいて欲しいかどうか、スミレはモモに聞きますが、

「どっちでもいいな!

最終的に決めるのはスミレちゃんなんだから。

オレ、スミレちゃんが何決めたってキライになんないから!

スミレちゃんが、スミレちゃんてだけでオッケーだから!」

と返します。

誰であれ、こう言われたら嬉しいでしょう。

そりゃ、短期的な付き合いならともかく、結婚となれば、

蓮実よりモモが選ばれるのは当然ですね。

しかし、モモが選ばれた理由はこれだけではないのです。

もう1つ、極めて重要な要素の描写があります。

そして、それこそが、

「恋愛対象外からスタートしたとしても、恋愛対象内にフォルダ間移動する数少ない方法」

なのです。

そこを次回解説し、きみはペット編を終わりにしようと思います。

  

10巻、11巻ではスミレの親友、ユリちゃんの名言が連発です。

 

蓮実にプロポーズされ、一応OKしたスミレ。

でも色々とモヤモヤがあり、ユリに対して何度も相談します。

それに対するユリの回答がいいですね。

10巻では

母親がいつも家にいてなおかつ世話焼きだったりした場合、

妻の仕事に対する理解なんて口先だけだと思った方がいいわ。


まあ確かに、そんな気はしますよねw

そういう意味でも、特に男は絶対1人暮らしすべきですね・・・。

11巻では、

結婚したからって実際にふたりがひとりになるわけじゃないんだから自分の日常は続くわけよ。

あたしならあたしの、信一さんには信一さんの昨日があって今日があって明日があるわけ。

そりゃ少しは生活スタイルは変わるけど転勤とか同棲だって同じでしょ。

結婚というものを特別視してあらぬ幻想を抱いてる人は心に留めておくべき名言でしょう(笑)

最近、僕の周りでも結婚する人増えてきて(28歳)

僕は負け惜しみでなくまるで焦りもクソもないんですが、

結婚しなきゃ(使命感)みたいな人は男女問わず結構いますね。

また、僕は理解できないのですが、

現時点で結婚したいと思える相手もいないのに結婚願望があるという男性もいます。

そんなに重苦しく考える必要性はないと思うんですけどね。

このようにユリというキャラクターは、非常にリアリストで的を射た発言が多く、

感心させられる点が多くあります。

作者の能力が垣間見れますね。

こういう女友達が欲しいっす(笑)

本日は9巻の内容ですね。


ここでも、モモの素晴らしいコミュニケーション術が炸裂していきます。

相変わらず社内での人間関係で悩むスミレ。若干の頭痛にも悩まされます。

そんなとき、クラシックバレエの海外公演でアメリカに行っているモモから電話がかかってきました。

すると、

「大丈夫?元気ないみたいだけど。またなんか自分に落ち込んでたんでしょ。」

とあっさり見抜きます。そして、少し話をした後、

「スミレちゃんは大丈夫だよ。絶対大丈夫だから。うん保証する。」

と言って電話を切ります。

どこがどう大丈夫なのか、

保証とは何なのか全くもって分かりませんが、どうもこの

大丈夫

って言葉がいいみたいですね。

特に根拠はいらないようです。

この大丈夫という言葉は、以前の記事にも書きましたが、この漫画に限らず頻出です。

マスターした方がいいでしょう。

更に、モモが帰国後も、

結局社内の対人関係に悩んでるスミレ。

モモが気遣うと、

「今すごくヤな人になってるから話しかけないで。」

と、

すごく話しかけてほしそうな態度を見せます。

で、結局モモに愚痴るのですが、それに対してモモは

頭を撫でながら「ダメだなあ。スミレちゃんは。」

と言うんですね。

これも非常に良い。

というのも、心理学的に

「自己評価が低い人は、自分を低く評価する人を好む」

という法則があるからなんですね。

自分のことを低評価している人には、適度にバカにするほうが

「この人は自分がダメなことを分かってくれている」

と思う傾向にあるのです。

(逆に言うと、

「なんて自分はダメなんだ」と心から思ってる人に対して、

「そんなことないよ。いいとこだらけじゃん。」

などと言うと、

「(何もわかってないくせにテキトーなことを・・・)」

と思われてしまうのですね。)


更にはモモは「ダメだなあ」と優しい口調で言いつつ、頭を撫でる。

つまりこれは

「私はあなたのダメなところを分かってる。そこも含めて受け入れますよ。」

という気持ちを伝えてるわけです。

自分に自信がない人には、これほどありがたい態度はありません。

実に素晴らしい対応をモモはしているのですね。

あ、

ですが、これを見て

「なるほど、自虐的な人はバカにすればいいんだな!」

と早合点してはいけませんよ。

自虐的な人は概してプライドが高くて、

他人にバカにされたくがないために予防線を張ってるケースが多いですから(笑)

むしろ自己評価がクソ高いですからね。

そこらへん、よーく見た上で、対応しましょう。

物語も中盤。7巻8巻に入っていきます。

 

7巻で、スミレの彼氏である蓮実が香港に行ってしまいました。

スミレは緊張の糸が切れたようで、体調を崩してしまいます。

そして部屋で寝込みながら

「もー何もする気がしない」

と愚痴りますが、それに対してモモは

「何もしなくていいよ。オレカップメン作ったげる。」

と返答。

これまた素晴らしい返し。

何もしたくない→何もしなくていいよ

やる気が出ない→出さなくていいよ


明らかに相手の調子が悪そうな時は、このようにダメな状態をそのまま肯定してあげるのがベターでしょう。

更に、カップ麺のような、簡単なものを作ってあげるのもポイントが高いです。

ちなみに、このブログではおなじみ水野敬也さんも似たようなことを仰っていて、

名著「スパルタ婚活塾」で、

男が風邪を引いた時は、雑炊を作れ!

いろんな料理できますアピールするより、よっぽど良い印象を与えられる


といったことが書かれています。

男女が逆になっても、それはわかる気がしますね。

さて、次は8巻

ここで、徐々に存在感を増してくるキャラがいます。

福島さんです。

キャラ紹介は下記の通り。

23歳。中学卒業後、上京し働きながら高校に通う。

弟2人に仕送りをしながら、歯科専門学校を卒業し、歯科衛生士の資格を取得。

父を見返す結婚をするために、蓮實に近付く。

巨乳がウリで、次々に金持ちの男性に近付く。

極端に女を武器にしている。

Wikipediaより)

このキャラもなかなかクレバーで面白いです。

なんと、蓮実を追って香港まで行くんですね。

そこで、路上の売店でボッタクられそうになってる蓮実を見つけて

「バカじゃないの?

観光客じゃあるまいし、ぼったくられてどうすんのよ!」

とツッコみます。

これに対し、蓮実はドキッとするんですね。

なぜなら、生まれてから数えるほどしかバカと言われたことがないから。

ここもうまい描写なんですよ。

実際、高学歴男性にはこういうところがあるので。

この社会には、

勉強が得意な人≒頭の良い人

というおかしな風潮が未だに蔓延してることもあり、

高学歴な人の多くは「賢い」「頭いい」と言われて育ってきています。

だから、そういう人間がアホな行為をした時は、

遠慮なく突っ込むと強い印象を与えることができるんですね。

無論、バカにすればいいというものではありませんよ。

その人の価値観的に重要な部分をバカにしたら、嫌われます。

(努力とか、仕事に関する部分とか)

思うんですけど、ルックスが特別よくないけどモテる人というのは、

相手が気にしてない部分をイジる能力

が高いケースが多いように思います。男女問わずね。

高学歴に限らず、普段チヤホヤされてる人にほど効果絶大かと思われます。

そこらへん、

福島さんの、蓮実への態度はすっごく参考になりますよ(笑)

昔から偉人の本とか、成功者の本とか読んでるんですけど、

どちらかというと「こんなん無理やわ」と気が滅入ることの方が多いんですね。

特に僕が気に食わないのは

「ピンチになると、腕の見せ所だと逆にワクワクしてくる」

「できます!と言ってから勉強したり努力すれば、できてしまう」

「目標を周りに宣言すれば、後には引けなくなる」


こういった考え方です。

そういう哲学でもって成功した人は心より素晴らしいと思います。

でも、こういう考え方を押し付けてくるのだったら、

全力ではねつけます。

ピンチはピンチじゃないかと。

何がワクワクだと。

「できます!」と言って「やっぱりできなそう」と思ったら何も手につかなくなるだろうと。

目標を周りに宣言してから、気が変わったらどうするんだと。

昔の発言にしばられて迷走するか、周囲の評判を下げるかの二者択一じゃん、と。

「うまくいく人がみんなこうでないとダメなら、俺は一生うまくいかないなあ」

と思うんですが、僕と似たような考え方の、ある程度成功した方がいらっしゃいました。

この方です。



ヒロシさんです。

キングオブ一発屋のイメージですが、

細々と成功し続けてるんですね(笑)

この本の中でも、

性格的に自分を追い込んだ方がいいタイプの人もいるかとは思う。

しかし、この体育会系の考え方がどうしても合わない人種も多い。

意気込んで、自分をとことんまで追い詰めて成功を勝ち取るやり方にはプレッシャーを感じる。

疲れて億劫になり、結局、何一つ成し遂げられずに終わってしまう。


といったことが書かれていて、

我が意を得たり!

という感じでした。

人それぞれやり方は様々なんですよ。

何かを始める時に悪い考えが先行するタイプの人間には、

ポジティブ理論は何の役にも立たないどころか有害です。

熱血ポジティブマン

「ネガティブなことを考えるからネガティブな結果が出るんだ!

まずは上手くいくイメージを持て!」

「日本は言霊の国だ!ダメだダメだと言ってるから、本当にダメになるんだ!」


などとおっしゃいますけど、


んなわけあるかい!


そんなポジティブシンキングやら言霊やらで万事解決するなら、

日本は第二次世界大戦で壊滅的な敗北をすることもなければ、

近年話題の企業の不正問題だって起こってないでしょう。

ポジティブ熱血マンが、その哲学を自分に適用して頑張るのは大いに結構。

しかし、彼らがそれを一般化し、周囲に押し付けてくるようであれば、有害でしかありません。

では、ネガティブマンは、どうやれば上手くいくのか。

ヒロシさんは本の中でこうおっしゃってます。

「あわよくば」の精神で、一応成功のための種を蒔く。

何種類か同時に蒔く。1つに集中させるより成功率が上がるから。

1つの種が発芽しなかったら、どんどん他の種を蒔きまくれば良い。

がむしゃらに頑張るのが苦手な人は「どれか1つの種が出たらラッキー」くらいでちょうどいい。


今日は6巻です。



この巻も学びどころがありますねー。

なんというか、八方美人系女子の特徴というか(笑)
(もちろん、誰にでも当てはまるはずはないですけどね)

まず、スミレはいつものようにユリに仕事の愚痴を言いまくります。

それを聞いてるユリの心中は、下記の通りです。

「(昔から「どうしてそれが言えないのか」と思わされることばかり。

人が羨むような容姿と能力を与えられようと、

それに見合った性格を持ち合わせなきゃ意味がない。)」

そして、

「蓮実さんに相談したら?

あたしなんかよりいいアドバイスしてくれそうじゃん」


と提案するのですが、スミレは

「先輩は今異動の話とかあって忙しいし、愚痴なんて聞かせられないもん」

それに対しユリは間髪入れず

「私にはてんこ盛りの愚痴をありがとう」

と返します。これまた面白い会話ですよね(笑)

スミレのようなタイプ、ありがちだなーと思うんですね。

大多数の人に対しては本心を出さず、八方美人で接しつつ、

「この人には何でも話せる」と心を開いた人には、ガンガン本音を話すという。

スミレにとっては、モモユリがその相手で、

蓮実に対しては最後まで、心を開けません。

どうしてそうなるのか、というのは、読み進めるうちに徐々に明らかになっていきます。

その辺の描写も巧みです。

八方美人系の人って、なかなか接し方が難しい部分がありますが、

この漫画を読めば、かなり対処しやすくなると思いますねw


今日は5巻の内容なのですが、

素晴らしいですね、この巻。

まず、スミレと蓮実の会話シーンがあります。

蓮実「・・・オレといると気つかう?」

スミレ「(そりゃーもう!!)そんなことないです・・・」

蓮実「でも・・・ときどきすごく疲れてるように見える」

スミレ「(もういっぱいいっぱいです!!)そうで・・・いやそうかなぁ?気のせいで・・・」

蓮実「本当の自分を見せてくれないかな。ありのままの巌谷さんでいてほしいんだ。」

ひたすら自分を出せないスミレに、

察せない蓮実。

このことをスミレはユリに相談するのですが、その回答が

「あー、それ男はみんな言うのよ。

そこで肝要なのはホントにありのままの姿なんか見せちゃダメなの。

あくまでも「こうであってほしい」スミレを期待してんだから。」

わかるわー笑

こういう男、絶対多いですよ。間違いなく。
(一応僕は気をつけてるつもりですがw)

あるあるwww

ってのが、読んでてホントに多いです。

更にその後、こんなにすれ違ってるにも関わらず、スミレにプロポーズする蓮実。

(しかも香港へ異動という。)

そして、スミレはなぜ結婚したいと思ったのか蓮実に聞くのですが、

黙ってそばにいるだけでも気持ちが通じあってるようなホッとできる存在なんだ。

と答えます。それを聞いたスミレは

(通じ合ってない通じ合ってない。

めちゃくちゃすれ違ってます。

先輩、それ私じゃない・・・!)


と心の中で叫びます。

これは相当なマイナスポイントなわけです。

相手を全く理解できてない。

理解してほしいように理解していない。

それを露呈してしまったというのが・・・。

これは、誰しもが大いに気をつけるべきポイントです。

最終的にこの部分が、蓮実とモモの明暗を分けることになります。

うん。

単にタメになるわ。この漫画は(笑)

本日は4巻の内容です。



一通り全巻読み直して思ったんですが、この作品やっぱり完成度が高いです。

「なんだこのキャラ(笑)」「流石にこの展開は無理あんだろ(笑)」

てのが、少ないですね。いや、実際は展開的には結構無理あるんですけど・・・

なんか、あまり違和感がないというか。

ですので、前回取り上げた作品のように激しくツッコむことは今後もなさそうですが(笑)、

お時間がある方は是非お付き合いください。

では本編。

会社でミスしたり、彼氏の蓮実を狙おうとする福島さんというキャラが現れたり、

親友のユリと軽くケンカして絶不調のスミレ。

凹んで家に帰ると、

モモが

お帰りなさーいっ

と言って飛びついてきます。

すると、ポロポロ泣き出すスミレ。

(弱いところも、あきれるほどカッコ悪いところも、

全部見せられる存在が痛んだ。)


と、大感激します。

これは、なかなか重要なポイントです。

完璧なイケメンに対して、フツメンが対抗できる要素の1つと言えます。

相手のカッコ悪いところ、残念なところを安心して出させてあげられるという。

なかなかそれは、完璧なイケメンに勝る部分じゃないかなと思います。

概して緊張しますからね、対イケメンは。

(モモはイケメンやけどねw)

そしてその後、スミレは遊園地の着ぐるみショーの体験ルポをやらされ、

情けなくてイライラして泣けてきてしまうのですが、

その時モモがかけた言葉がまた、素晴らしい。

大丈夫。スミレちゃんは何やってもカッコイイよ。だっていつも一生懸命だもん。

いや、ホントにモモの言葉のチョイスは完璧なんですよ。

「カッコイイ」「一生懸命」

これらの言葉、

自称サバサバ系女子キャリアウーマン系女子には間違いなく喜ばれます。

女性の気持ちに対して断定は避けたいのですが、これは断言してもいいです。

というのも、林修先生が著書林修の仕事原論でこんなようなことをおっしゃってるんですね。


人はどんな人に好印象を抱き、どんな人の話なら聞きたいと思うのか。

「この人は自分のことをよくわかってくれている」

更に言えば

「この人は、自分がわかってほしいと思うようにわかってくれる」

そう思った時、人は相手の話を聞こうと思うものである。



どうですか?わかる気がしませんか?

サバサバ系、キャリア系の方は、

「カッコイイ」「一生懸命」「頑張ってる」「デキる」

と「わかってほしい感」があるんですよ。

だからそこを、褒めてあげると

「こいつ、わかってるな」

となるわけです。

同じ理由で、自称オッサン女子には

「てか、俺より男前じゃね?笑」

って言ってあげると大抵喜ばれますね(笑)

まあよかったら、試してみてくださいw

僕等がいたへんとは違い、いじりやツッコミの少ないきみはペット編ですが、

今回が5回目ですね。

主人公のスミレは、モモをペットとして家に置いているというトチ狂った状況ですが、

一応蓮実さんと付き合っています。

東大の部活の先輩で、同じ会社。イケメンかつ高身長高収入。

実は天然ボケなのですが、完璧に近い男です。

それもあってか、スミレは蓮実さんと会うときはガチガチに緊張しています。

言いたいことも言えず、素の自分を見せられません。

(あなたはわたしのカッコ悪いところまで全部愛そうとしてくれるのに、

わたしは本当の自分を見せるのが怖いんです)

と心の中で呟いています。

蓮実も蓮実も超絶鈍感で、そんなスミレの気持ちには一切気づいていません。

一方のモモ。

表面的にはスミレはモモを雑に扱っていますが、それでも結構言いたいことが言えてません。

ですが、2人でいてスミレが帰りたそうな雰囲気を出しているとすぐに察知し、

帰ろっか。

と言います。

あたしに合わせてくれなくても・・・

とスミレが言うと、モモは

スミレちゃんはサァ、ひとこと言えばいーの。帰ろうって。

とサラッと返すのです。

なかなか自分の言いたいことが言えない人って、ホントにそうなんですよね。

自身の希望を口には出さず、若干態度でほのめかしてくる。

そういうのを察した上で、

相手が希望していることを、さも自分の希望のように言ってあげる。

これができると評価が上がるはずです。

例えば、相手が疲れてそうだったら「あー、疲れた、休もうや。」と言ってあげる。

相手が寒そうだったら「寒くね?暖房入れていい?」と言ってあげる。

こういった気遣いが、モモは完璧です。

非常に参考になりますね。

一方、蓮実は間違いなくいい人なのですが、そこらへんは全くできてません。

それがこの先どう出るか・・・

ということです。

以上で3巻の内容は終わりなんですが、

やっぱツッコむとこねーな、この作品(笑)

純粋に、学習教材ですね、ホントに。

↑このページのトップヘ